大型トラックのディーラーを町で見かけると思いますが、そのディーラーで大型トラックが販売用として展示されている、または価格が表示されているといった光景を目にしたことはありますか?
中古車のトラックを展示しているディーラーでは価格表示されているところはありますが、おそらくどこのディーラーを見てもそのような光景は伺うことはできないでしょう。
乗用車を販売するディーラーではよくある光景だとは思いますが、トラックを扱うディーラーでは新車価格というのは表示されてはいません。
もし、新車の大型トラックに値段を付け店頭に並べても一般の方が新車で大型トラックを購入することは稀なことです。
個人でトラックを購入し仕事をされている方もおりますので全くゼロと言ったわけではありませんが、その様な方は直接ディーラーの販売担当に話をし購入するという流れです。
これは、会社購入するときも同じ事で、大型トラックを購入するには最寄のディーラーの販売担当を通しての購入が基本になります。
運送会社は新車の購入や古くなったトラックの買い替えをする時は各メーカーの販売担当と話をする事が一般的なのです。
そこで、値段交渉や架装をどの様にするかを決め購入するのです。
おおまかに、大型トラックを注文する場合は、まずメーカーを決め、そのメーカーの販売担当者とキャビンを含めたシャーシ部分を注文します。
そして、そのシャーシの上に載せる荷台部分(平ボディーorウイングetc)を決めて発注をかけます。
では、大型トラックを新車で購入するとなるといったいいくらするのでしょうか?
大型トラックを販売する各メーカー側は、販売先の運送会社により値引きがあり、その値引率が違ってきます。
毎年、数台単位で大型トラックを購入してくれる運送会社には当然それなりの割引をして販売します。
かと言って数年に一台程度の購入をする運送会社には定価で販売するというわけではありませんが、それ相応の割引をし販売します。
ですので、乗用車を購入する時でも同じなのですが、定価からいくらか割引をしてから購入してもらうということになります。
各運送会社にもよりますが、大型トラックの割引率とは10万や20万ではないのです。
一台あたり数百万〜の値引きをします。
数百万の値引きをしたら、かなり安く購入できるのでは?と思われますが、運送会社が購入する大型トラックの新車価格は約1500万円/台です。
国産高級車2〜3台分です。
年間、数台の大型トラックを購入する大手運送会社などはさらに安く1200万円や1300万円位で購入できるのではないでしょうか?
そして、普通のウィングの3軸タイプで各メーカーの新車時の標準価格は約1800万円/台です。
このような値段から運送会社が購入
する大型トラックの新車価格は約1200万円〜1500万円/台が平均的で割引金額は300万円〜600万円くらいです。
ですが、トラックの軸数や架装の状態にもより大きく値段が違います。
基本、トラックのシャーシ部分の価格に開きはありませんが、架装次第で大きく価格が上下します。
ここでいう架装とは、トラックの荷台に乗せる平ボディーやウィング(冷凍機付きかスタンダードタイプかなど)などで、その荷台に載せる荷室の大きさや内寸など事細かく(どんな素材を使用するかなど)設定できますので、ここでも価格に差が出てきます。
また、サイドバンパーやメッキバンパー、アルミホイール等の仕様により価格が上がることもあります。
最近、アルミホイールやメッキバンパーはメーカーサービスという話もよく耳にします。
これらから、大型トラックは完全受注生産になっており、車体の価格もそれぞれです。
上記で示した価格はほんの一例で、スタンダードなタイプの価格です。
大型トラックってこんなに高いの⁉︎意外に安いんだね!と思われたかもしれませんが、この価格はおおよその値段ですので参考までに。


